暮らし方

【共家事ハジメ】なんでダンナのゴミ出しは報われないの?

課題:なぜ、ダンナのゴミ出しは報われないのか
結論:ゴミ出しに至るまでには、37回もの作業があるから

こんにちは!tomoです。
今日は、どのご家庭でも必ず行われている家事、「ゴミ出し」について分析してみました。

「ゴミ出ししただけで、家事をした気になってる哀れなダンナ」

そんなエピソードを、ネットでよく拝見します。見かけるたび、胃が痛くなってしまいますね(^^;
しかし、「ゴミ出し」は、立派な家事です。
汚物は家にあるだけで悪臭の原因となるため、それを排除するのは重要です。

では、なぜ世の中のオク様は「ダンナのゴミ出し」に怒りを覚えるのでしょうか。
それは、「『ゴミ出し』という行為にたどり着くまでには、数々の見えない家事があることにダンナ様が気づかないから」です。

ゴミ出しに至るまでの道のり

今回は最もポピュラーな「燃えるゴミ」に焦点を当てて考えます。
「燃えるゴミ」はいたる所にあります。4人家族で想定すると、

・ゴミ箱は各自あるとして4か所
・食卓脇に1か所
・洗面台に1か所
・生ゴミ1か所(冷蔵庫内含む)
・汚物入れ1か所
 計、8か所です。

ここからが大事です。ゴミは、ゴミ箱だけにあるものではありません。上記にプラスして、

・キッチン三角コーナー1か所
・キッチン排水口1か所
・風呂排水口1か所

以上3か所の収集+掃除、が加わります。
さらに言えば、混ざってしまったゴミの分類作業も発生します。

これだけではありません。「ゴミ箱」は、一般的には箱だけではなく、「箱」+「袋」で構成されていますので、全箇所の袋の入れ替え作業も発生します。
まとめると、

【ゴミ出しまでの道のり】

・計11か所のゴミを収集
・計11か所のゴミ箱をチェック、分類
・計11か所のゴミ箱の袋交換
・排水口等3か所の掃除
・ゴミ出し1回
⇒計37回以上の作業

以上の作業をひっくるめて、「ゴミ出し」といいます。これらの作業を、「朝の出勤前のわずかの時間」で行わなければならなりません。

「私は化粧もしなきゃならないのに、ダンナは『ゴミ出ししとくよ』などと言い、
出がけに袋1つを持っていくだけ」

・・だから、怒っているのです(汗
私も、これに気が付いたときは冷や汗がでました(‘^^

【ゴミ出しポイント】
まずは、1か所でもゴミ集めをしてみることです。仕事で忙しい毎日、新しいことを始めるのはおっくうです。作業量を0から1へと変えることは、精神的な負担が非常に大きいです。しかし、一度始めた作業について、1を2に、2を5に、と少しずつ増やしていくことは、そこまでの負担にはなりません。
まずは1歩。家事を、家族と共に生きていくための「習慣」とすることで、精神的な負担は減り、肉体的な負担だけになっていきます。まずは、一番簡単なことに手を出してみましょう。たとえ、「中途半端なことばかりして!」なんて怒られても、めげずに少しずつ、頑張っていきましょう!

以上です。本日も読んでくださり、ありがとうございました♪