こんにちは♪tomoです。
今日は、「貯金が抱えるリスク」についてです。
給料の一部を貯金に回している方は多いかと思います。しかし、銀行に預けていても、現在の低金利では「貯金」が増えることはありません。しかも、増えるどころか減っていくという事実をご存知でしょうか。
貨幣の価値とは
このブログをご覧の方は、日本人の方がほとんどかと思います。ということは、貯金は「円」でされていることでしょう。では、「円」という貨幣の価値はどれだけ信頼に足るものなのでしょうか。
子供の頃を思い返してみてください。缶ジュースは幾らでしたでしょう?私が子供の頃は100円でした(歳がバレますねw)しかし、現在は120円以上が相場です。つまり、日本では、あらゆるものがゆっくり値上げされており、貨幣(日本円)の価値は下がり続けているということです。
貯金の価値を下げないためには
皆さんがされている貯金は、日本円という資産です。貨幣という資産は、そのままにしていると価値がどんどん下がっていく特徴があります。それは、ドルもユーロも基本的には変わりません。折角の貯金が価値を下げてしまうなんて、耐えられないですよね。この「日本円」という資産を、より成長の見込める資産に変えていく必要があります。
より価値の高い資産とは
日本円よりも成長性を見込める資産は、「株式」「金」「ビットコイン」などが挙げられます。株式は、企業の成長=株価の上昇を享受できます。また、複数の企業の平均指標的な投資対象(米国S&P500など)に投資すれば、複数の企業への分散投資が可能となります。
金は資源として数が限られていますので、今後も長期的に見れば価値の上昇が見込めます。ビットコインといえば暴落のイメージが強いかもしれませんが、こちらも金と同様、資源として限られており今後の成長が見込めるという意見が多数です。
どれに置き換えればいいの?
「株式」も「金」も「ビットコイン」も、価値が変動しやすい資産です。時には暴落もすることもあります。「そんなリスクは受け入れられない!」という方は多いかと思いますが、資産の全てを日本円で抱えること自体がリスクです。資産の全てを「日本円」にすること=資産の全てを「日本」という国の経済に依存することです。もし、日本が経済危機に陥ったら共倒れとなり、自分の資産を守ることが出来ません。大切なのは、日本円の他に多数の資産を保有することでリスクを分散させることです。そして、最も分散をしやすいのは、株式です。株式は、1つの投資信託で全世界の企業へ分散投資することも可能です。
資産を保有することで発生する「リスク」との付き合い方
先ほども申し上げた通り、どの資産にも価値変動のリスクがあります。また、どこまでリスクを許容出来るかは人それぞれです。そして、今まで日本円以外の資産を持ったことが無い人のリスク許容レベルはほぼゼロです。私がそうでした。
では、どうすればいいのでしょうか。リスク許容度は、投資を継続することでしか上がりません。そして、投資を継続するには、まずは、失くしてもダメージが無い程度の積立から始めることです。今は、1口100円で全世界の株式に投資でき、15年以上の長期保有で日本円よりはるかに高いパフォーマンスを期待出来る投資信託が数多くあります。そして、慣れていったら1,000円、5,000円、10,000円と増やしていきましょう。少しずつリスクへの耐性が身につき、貯金を各種資産に分散していくことが出来ます。
まとめ
・日本円による貯金は、長期に見れば価値が低下するリスクがある
・日本円の貯金を他の成長性がある資産に変えることで、リスクを分散する
・一気に全てを分散させるのではなく、捨ててもダメージが無い金額から始めていく
以上を守って、まずは一歩、勇気を出して踏み出してみましょう。
きっと10年後、20年後に明るい未来が待っているはずです。
本日もありがとうございました。